3/16『HANGOUT PLUS(#ハンプラ)』感想

立憲民主党の落合貴之氏との対談回でした。

税金とか取られてる以上、政治のこと分かってないとマズいよね、実際。モリカケ問題とかアウトラインくらいしか知らなかったりしたので、まずもうちょっとちゃんとアンテナ張ろうと思いました。

◆森友学園公文書改竄問題と憲法改正

★何かよく分かってなかったというところから

普段ものすごくミクロな感覚で生きている私は、政治とかまあどうでもいいかな、何か日本終わってるらしいことは分かるけど結局何とかなるんでしょ、みたいな感覚でいました。テキトーにモリカケ問題のニュースを見ながら「まだこれやってんのか、ウザいな」くらいにしか思ってませんでしたし、改憲とか何だよって感じでしたし、選挙もとりあえず自民でいいでしょと思ってました(前回の選挙なんて「雨が降ってる」とかいう理由で行きませんでした)。

が、今回の公文書改竄はさすがにヤバいらしいということはそんな私でも分かりましたし、放送の前半も超要約するとそういう話でした。こんなことを認めてしまえば権力者が何でもできてしまうし、それを縛るはずの憲法も実質的に機能していないという、民主主義の根幹が揺らぐ問題。個人的なレベルだとなるべく早く日本から出たいなぁと普段から思ってますが、一方で日本がマジでほぼ沈んでるということを突きつけられて、何というか、ショックです。

根拠もなく、日本の国家は何だかんだ言って上手くやるんだろうと思っていたら、思いっきりアウトなことをしていたということが分かってしまった。昨年の4月くらいに『自由の倫理学』というアナーキズム系リバタリアニズムの本を読んでから国家ってクソだなとは思ってましたが(だから今すぐなくなれと言いたいわけではないという話は後でします)、今回「権力は腐敗する」があまりにも露骨に見えてしまって、割と今までの認識は甘々だったなと思わされました。

そんな暴走する権力を止めるための立憲的改憲とその壁の問題も放送では話し合われていましたが、野党がバラバラ過ぎる現状、議論を高い水準に持っていくのにはどうやら時間がかかりそうです。いや、本当に、フリーランスとして活動を始めてから、源泉徴収とか国民年金とか勝手に金取るんじゃねぇよみたいな案件が増えてきて、本格的にふざけんなよと思ったりはしていますが、でも日本という”国”は好きなので……何とかしてほしいですね。次の選挙は(たぶんうちの区は自民が勝つけど)立憲民主の人に入れとこう。


自由の倫理学―リバタリアニズムの理論体系

 

◆経済政策について

★セーフティネットとしてだけの国家

それこそリバタリアニズムは経済の問題が大きく絡むので、どちらかというと個人的にはこっちに興味がありました。リバタリアン的な立場からすれば、その自由主義・個人主義的な思想とグローバル化する世界との相性が結構良いのでこの流れは推し進めたいですし、再分配とかベーシックインカムとか強制するのやめろよって感じになるのですが。

ただ、放送でも言われていたような、グローバル化に乗れず20世紀的工業社会に取り残された弱い人間のためのセーフティネットとしてだけの国民国家は残っていくべきかもしれない、とは思いますね。落合氏は地域レベルの小さなコミュニティで経済を回すことでそのセーフティネット実現すべきという話をしていて、まあ国でも地域でもいいかなと……というか、むしろ地域レベルでやるのであれば、それによって守られる人の顔が見えやすいぶんまだ納税する気が起きる気もします。いや今も納税はしてますけど。強制的に。

 

★地方経営をするには大き過ぎる地方

放送ではこの後の話と順番が前後しましたが、お互いに顔の見えるくらいの範囲で経済を回し、燃料と食物を生産・消費していけばいいというのが落合氏。しかし現状では地方が大き過ぎるという問題があると宇野氏。

コメントでも散見しましたけど、この小さな経済圏を結構マジでやってるのがイケダハヤト氏で、高知の山奥を開拓して「イケハヤランド」を建設しています。これはこれで極端ではありますが、まあでもそういうレベルで経済を回したほうが人間幸せになれるんでしょうね、きっと。

物語は草原から始まった。イケハヤランドのビフォー・アフター。

 

◆憲法の何をどう変えるかという問題

★技術論では”物語”がない

落合氏が挙げた現行憲法の主な問題点は「首相の国会解散権」「首相の国会開会の決定権」「自衛権の解釈的拡大」「内閣法制局の機能不全」「国民の知る権利」「会計検査院の権力の弱さ」の6つ。しかし、3つ目を除けば技術論なので”物語”がなく国民に支持されないと宇野氏。

現行憲法に代わるシステムはもう考えてあるが、どこかで分かりやすさに雪崩れてでも”物語”をくっつけなければ、国民に伝えられない。ここでいう”物語”とはアイデンティティを規定してくれるような共感できるものという意味だと思いますが、これでダメなんだなというのが正直な感想ではあります。聞いたら納得できる内容ですし。聞いたらですが。たぶんそこなんでしょうね。

 

◆……何かもうちょっと興味持とう

スーパー月並みかつ内容と何の関係もない感想を唐突に挟みますが、とりあえず落合さん雰囲気が超落ち着いててかっこよかった

それはまあともかく……最初にも書いた通り、普段ミクロな感覚で生きている私は全然政治に興味がなくて、さすがにこの何ヵ月かで用語とかは多少分かってはきましたが、やっぱり(2011年あたりに得た感覚の名残で)あえてアンテナを張らないようにしている節があるなというのをひとまず自覚しましたね、改めて。

正直に言いますけど、今までの私の感覚って極端に言えば「政治に関心がある人=ヤバい人」みたいなレベルですからね。震災直後にテキトーな政治批判をかましてたところにそういう理屈で煽られまくったのが未だに効いてるんだと思いますが、だからと言って興味を持たないようにするのも日本という国に生まれてしまった以上ちょっと無責任過ぎるかなと反省。ていうか、そんな低次元なところから始めなければいけないというのがそもそも日本全体レベルでマズいんだと思いますが……。

森友学園問題と今回の放送を通して、少なくとも私は、強制的に国家から税金を搾取されている身として、せめてもうちょっと国家を信頼できる仕組みができてほしい、でなければ国家ごと消えてほしいという思いを持ちました。いっそ分かりやすく潰れてくれればタイあたりに移住する気にもなるんですけどね。ゾンビかよ。

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